歩き、立ち止まる
2014年1月30日やり遂げなければならないことがある。
分かっているのに、立ち止まらずに、振り返らずにいられない。
今日も、ただ歩いている。
時折立ち止まっては、空を見上げてまた歩く。
家族を愛し、自信に満ち溢れた友人を前に、羨ましさを覚える。
必要なもの、不必要なもの。
生産性のあるもの、ないもの。
それは至極明快で、常識という規律に則った非難しようない生き方で。
送るべき日々。
あるべき姿。
倫理。
道徳。
愛。
誰かは言う。
「もう何年前の話だと思っているんだ。
君だけじゃない。彼にだって時間は流れていたんだよ。」
そう。
時間は流れていた。
流れていたんだ。確実に。
あなた。
あなたは分かっていたでしょう。
あなたの死を知った私が、行き場なく彷徨うことを。
どうすればいい?
どうしたらいい?
はしゃぎ、笑う私を、まるで道化師のようだと思う。
1人、鏡に映る私は、思わず目をそらしたくなるほどに疲れた顔をしているのに。
涙がこぼれ落ちてしまわないように
空を見上げ続けた。
会いたくて
悔しくて
自分が、許せなくて
話したくて
触れたくて
数分でもいい、そばにいたくて
そう、そうだった
そう思えるほどに、
不器用だけどやさしくて
ぶっきらぼうだけど、あたたかくて
傷ついても、傷つけても、思いやりで包んでくれた。
だから、私の涙には、しあわせも溢れている。
そう思えばすこし楽になれる。
もうこの憂鬱が、私を解放することはないのだろう。
昔、分け合いたかったあなたの憂鬱を
あなたは、この憂鬱は自分のものだから、誰も持っていったらあかんよ、と言った。
そして、いま、私も思う。
この憂鬱は私のものだから、誰にも渡せないと。
後悔や嘆き、痛み、悲しみに包まれた日は幸せだったかもしれない。
いまは、果てしない自己嫌悪の波に飲み込まれ、溺れてしまいそうだ。
分かっているのに、立ち止まらずに、振り返らずにいられない。
今日も、ただ歩いている。
時折立ち止まっては、空を見上げてまた歩く。
家族を愛し、自信に満ち溢れた友人を前に、羨ましさを覚える。
必要なもの、不必要なもの。
生産性のあるもの、ないもの。
それは至極明快で、常識という規律に則った非難しようない生き方で。
送るべき日々。
あるべき姿。
倫理。
道徳。
愛。
誰かは言う。
「もう何年前の話だと思っているんだ。
君だけじゃない。彼にだって時間は流れていたんだよ。」
そう。
時間は流れていた。
流れていたんだ。確実に。
あなた。
あなたは分かっていたでしょう。
あなたの死を知った私が、行き場なく彷徨うことを。
どうすればいい?
どうしたらいい?
はしゃぎ、笑う私を、まるで道化師のようだと思う。
1人、鏡に映る私は、思わず目をそらしたくなるほどに疲れた顔をしているのに。
涙がこぼれ落ちてしまわないように
空を見上げ続けた。
会いたくて
悔しくて
自分が、許せなくて
話したくて
触れたくて
数分でもいい、そばにいたくて
そう、そうだった
そう思えるほどに、
不器用だけどやさしくて
ぶっきらぼうだけど、あたたかくて
傷ついても、傷つけても、思いやりで包んでくれた。
だから、私の涙には、しあわせも溢れている。
そう思えばすこし楽になれる。
もうこの憂鬱が、私を解放することはないのだろう。
昔、分け合いたかったあなたの憂鬱を
あなたは、この憂鬱は自分のものだから、誰も持っていったらあかんよ、と言った。
そして、いま、私も思う。
この憂鬱は私のものだから、誰にも渡せないと。
後悔や嘆き、痛み、悲しみに包まれた日は幸せだったかもしれない。
いまは、果てしない自己嫌悪の波に飲み込まれ、溺れてしまいそうだ。
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